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病気で辛くてもしたほうが良いこと

中学生になってすぐに良性の血管腫(小脳)で入院した経験があります。その時入院して治療を開始するまで三か月近くロスタイムがあり、頭痛の為に殆どものが食べられなくなり、毎日吐いて頭痛にのたうち回る日々を送りました。

多くの病院を受診したにも関わらず、「思春期の精神性」「婦人科の問題」など誤診をくり返され、ろくに診察もされずにあしらわれた為です。私が頭痛で緊急搬送された時にやっとCTを撮って貰ったところ、素人目にもハッキリわかる真っ白い影が映っていました。(見せて貰いました)当時の私はまだまだ幼く、なんでも親任せの甘えた子供でしたが、それでも悔しくて涙が出ました。

それまで行った病院でも何度か「CTを撮ってほしい」とお願いしても、適当にあしらわれたからです。頑張って行儀よく恰好をつける「いい子」の部分が病気の発見を遅らせて自分を追いつめた部分もあると思うと、我慢して耐えていたのが本当に滑稽で悔しかったです。

同時にどれだけ辛いとしても本人にしかわからない危機感のようなものは、本人が発信しなくては助けて貰えないと学びました。これが私なりのアドバイスです。

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