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家族ががんになった時は、ひとりにしないこと。

祖父が前立腺のがんになりました。

以前から膀胱あたりに不快感があったので、病院で検査をしてもらいました。

その時は、膀胱に異常はないとのことで様子見になりました。

その1年後、あまりに痛みがひどくなったので再検査をすると、前立腺のがんが見つかりました。

その時にはがんは膀胱やリンパ節まで転移していました。

83歳での手術は体力的にもしんどかったようです。

なにより、もっと早くに前立腺のがんが見つかっていれば、他に転移することもなかったのでは…と本人や家族は悔しい気持ちです。

手術をしてから排尿ができなくなり、常に腰から排尿用の袋をさげています。

尿意がないので、うっかり忘れてしまうと袋から溢れてしまいます。

本人はもちろん、家族も気を使いながらの生活です。

本人はいつも、もっと早くにみつかっていれば…と後悔しています。

がんになってから、だんだんと体力や元気もなくなってきましたが、家族との会話が一番元気になるようです。

ひとりになると悩んでしまうので、誰かが隣にいてくれることが支えになっているそうです。

がんは自分の力では治すことはできません。

病院の先生や薬に頼るしかありません。

家族にできることは、元気づけてあげることです。

それがなにより心の支えになると思います。

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